シロアリ駆除材と健康住宅

白蟻駆除剤や防虫・防腐剤などの薬剤は安全か?
化学物質に頼らない白蟻対策が健康住宅をつくる。
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船橋市・柏市・我孫子市・鎌ヶ谷市・松戸市・習志野市・市川市・野田市・千葉市・八千代市・四街道市・成田市・佐倉市・酒々井町・印西市・白井市

<茨城県>
取手市・守谷市・牛久市・龍ヶ崎市・藤代市・利根町

<東京都> 千葉県近隣地域

<埼玉県> 千葉県近隣地域

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シロアリの駆除剤に使用される化学物質と安全性

木造建築物のシロアリ駆除剤にはクロルピリホスを成分とする有機リン系殺虫剤が多く使われてきましたが、有機リン系の毒素や人の健康被害の調査が進み、有機リン系殺虫剤は全て使用が禁止され、現在は有機リン系に代わり、より分解しやすいピレスロイド系殺虫剤が使用されています。ピレスロイド系殺虫剤は皮膚や気門などから体内に取り込まれて、麻痺症状を経て致死させます。これからピレスロイド形殺虫剤は分解し易く持続効果が短いため、かなり大量に散布するか、散布回数を増やす事になり、その結果、薬剤の許容取得量を超えてしまう可能性があります。化学物質によって起こる健康被害は化学物質の毒性の強さだけに関係するのではありません。摂取量の大きさが重要で毒性が弱くなったから安全とは言い切れません。

シロアリの駆除剤を散布したら家は安全か?

シロアリは原始的で下等な雑食性の昆虫です。木材に限らず、プラスチックやコンクリート、金属など、なんでも食いつく性質を有し、かじる物を区別するわけではありません。薬剤であっても、それを食べて大量に死体が出ても、遺伝的に行動するシロアリは特定の信号がない限り食べ続けます。駆除剤の層を突破されると。シロアリ駆除剤を散布したからと言っても家は安全だとは限りません。

シロアリを殺して、人の健康を害す。

関東地方に生息するヤマトシロアリは大きな集団を形成せず、行動範囲も最大数メートルと狭く、関東以西に生息するイエシロアリと混同して考えられますが、被害の程度は大きくかけ離れています。新築時にシロアリの被害を心配して多くの方が消毒をしますが、薬剤の効果が切れる5年ごとに消毒をしている家庭は限られています。それでは建物に大きな被害が起きそうなものだがヤマトシロアリの生息する関東地方では被害の報告はごくまれなのです。健康住宅をつくるならシロアリ消毒はすべきでないと私は考えます。

化学物質に頼らないシロアリ対策が健康住宅をつくる。

●シロアリの侵入経路を経つ
基礎の形状を工夫し基礎のコンクリートを一度で打ち込む一体打ち基礎として、シロアリの侵入経路となるコンクリートの打ち継ぎ部分をつくらない。この打ち継ぎ部分にはシロアリが床下に侵入するに足りる無数の隙間が存在し、土中を移動するシロアリの格好の侵入経路になります。また土がむき出しとなる布基礎の床下は外部と地中でつながる事からシロアリの侵入を更に許す事になります。
●土台にヒバ材などの高耐犠牲の樹種を使用する。
住宅金融公庫では、シロアリ防除対策として、ヒバ材などの耐蟻性の高い樹種の使用や外壁の内側に通気層を設ける処置などの、薬剤使用に変わる防腐、防蟻処置の方法を提示しています。
●床下環境を改善しシロアリの好む環境を排除する
●壁内の結露を排除できる工法を選ぶ
●外部通気工法を採用する
●基礎断熱とする場合の断熱材は防蟻断熱材を使用する
●蟻道の発見が容易に行える建物とする

シロアリを怖がるより・知っておこう白蟻の生態

●シロアリはわずかな刺激や異物との接触で死滅する
シロアリの皮膚は未発達で、わずかな刺激や異物との接触で死滅します。外気や光や異物を嫌うため周囲の環境の変化に影響されないように常に集団全体を蟻道や蟻士という被覆をつくり密閉し活動します。シロアリの巣を蹴散らかしただけでも、巣に水道水を流し込んだだけでもシロアリは異物や刺激に弱いので、その大半が死滅するのです。

●住まいに被害をおよぼすシロアリ
シロアリは世界に2千種あまり生息しているが、家屋に被害をおよぼす種類はほんのわずかです。日本の家屋に被害をおよぼすシロアリは主にヤマトシロアリ、イエシロアリ、乾材シロアリの3種類です。

ヤマトシロアリは北海道の一部や高地を除く全ての地域に生息し毎年5月の雨上がりの昼に大量の黒い羽蟻が出たならヤマトシロアリが生息していると言えます。ヤマトシロアリは分散した小さな群れをつくり、行動範囲も数10cmから数mと狭く、群れのシロアリの数は数百〜百万と小さく、常に群れ全体を蟻道や蟻士と言う被覆でトンネルをつくり活動します。蟻道を露出させ移動性質があるので蟻道を監視する事が最大の被害防止策で、蟻道を発見すれば個別に少量の薬剤で駆除する事ができます。 ヤマトシロアリ
イエシロアリは世界で最も加害力の大きなシロアリで短期間に建物を加害し建物を崩壊させる程の力を持ちます。毎年6月の夕方に、薄茶色の羽蟻が大量に見られたら付近にイエシロアリが生息している事が疑われます。群れの数が数百万におよび行動範囲も100mにもおよびます。イエシロアリは巣の発見が基本で、巣が発見できたならわずかな薬剤で駆除できます。 イエシロアリ
乾材シロアリは分散して群れをつくり、その数は数匹から1000匹程度の集団です。駆除は建物の薫縁処理で一挙に駆除できますが予防効果は期待できませんので長期に渡る点検が欠かせません。家具や木材の移動によって侵入するので万が一侵入されたら全ての場所の処理が必要になります。 乾材シロアリ
●ヤマトシロアリの生息地域
北海道の一部や高地を除く全ての地域
●イエシロアリの生息地域
千葉県の房総先端部から西の太平洋沿岸部や小笠原諸島、瀬戸内海や山口県の沿岸部の地域
●乾材シロアリの生息地域
日本の各地に点在し徐々に被害区域を広げている。他のシロアリと違って、土中を移動するのではなく、木材や家具の移動に伴なって侵入します。
●羽蟻とは?
シロアリは黒蟻の羽蟻と異なり毎年必ず巣の外に飛び出す生態は持ち合わせていません。シロアリは群れの与えられた生活環境以上に数が増えた場合、また産卵能力以下に環境が悪化した場合に現れ、羽蟻として飛び出すのはシロアリの数の調整(まびき)と言う意味合いが強く、羽蟻として飛び立つシロアリの生存率は0.1〜0.001%程度で、幸運な羽蟻が羽を落とし、王、女王として新しい群れを形つくります。黒蟻の羽蟻とシロアリの羽蟻は触覚、羽、腰の形の違いから見分ける事ができます。
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